盗聴器発見業は儲かるのか?
おいしい話には気を付けて!
「盗聴バ●●●ズ」って聞いたことありますよね?
20年以上前に、東京のある会社が盗聴器発見業の代理店を募集し、ピーク時には、 全国各地に約2000の代理店が存在していました。
☆謳い文句
- 月収●●万円以上可
- 副業でもOK!
- 素人でもできます
代理店加盟金、機材費、研修費など約100万円を払い代理店としてスタートするのですが現在では、代理店のほとんどはやめてしまっています。
なぜかって?
調査依頼が来ないからです。 盗聴器発見業も立派なビジネスです。 ビジネスである以上、経費もかかるし広告宣伝や営業活動も地道にやっていかないと依頼はこないのです。副業でやれるような生易しいものではありません(キッパリ!)
他のビジネスと全く一緒です。
私の知る限り、盗聴器発見専門で事業を展開している会社は、数社しか知りません。 私のところは、盗聴器発見だけでは事業は成り立ちませんので、関連事業を組み合わせてやっています。 探偵も盗聴器調査をしていますが、一つのメニューにしか過ぎません。
調査自体に仕入れはかかりませんから、荒利100%。
そうです、盗聴器発見は、利益率の高い商売です。
しかし、現実的には、 盗聴器発見一本では事業としてほとんど成り立ちません。 調査依頼がバカスカ来るわけがありません
よーく考えてみてください。
盗聴器発見業者が儲かるのではなく、代理店を募集し加盟金を集めている会社が儲けているのです。
言い方が悪いかもしれませんが、 コンビニのオーナーが儲かるのではなく、加盟しているFC本部が儲けているのです。