盗聴のことが良く解る!

「盗聴」とは、特定の相手に盗聴器等などを仕掛けて盗み聴く行為です。

無防備

盗聴に無防備な日本の社会

簡単に手に入る盗聴器

一頃は、盗聴器の市場規模は10億円といわれ「盗聴器」は、秋葉原などの電気街やインターネット販売等通じて年間約30万器以上が販売されていると言われていましたが、製造先の話からは、国内での販売は、縮小傾向にありますが、現在は海外への輸出は堅調だという。

盗聴器と言えば、十数年前までは極めて特殊なものであり、一部の探偵や興信所などが情報収集に使用するものであり、一般の人とは全く無関係なものとされていました。 ご承知のように、TVなどのメディアに盗聴器に関する特集が組まれたり、この数年でその現状は一変し、誰もが自由自在に購入可能な一般的な物となってしまいました。

その要因としては、盗聴機器の性能の向上などもありますが、何よりも低価格化が先に挙げられます。昔は10数万円した盗聴器が今では数万円で購入できてしまいます。 そして、小型で高性能で、免許・許可の必要もありません。これだけの好条件が揃ってしまっては売れないわけがないのです。

盗聴される要因

盗聴の目的
ひと昔前に大手消費者金融の盗聴事件に代表されるように、探偵が盗聴器を設置するケースは以前からあるようですが、現在では一般の人々が盗聴器を設置するケースがずいぶんと増えてきています。 以下に記載されているように、一般家庭において、そして企業においても盗聴器が設置されるケースが増えてきているのが現状です。

盗聴器は映画のような産業スパイが大企業に侵入し、極秘情報を入手する為に使用されるとイメージされがちですが、実際には大小の違いには関係しないようです。 企業といえども、人間の集まりです。仕事での妬みから、相手を陥れる為に盗聴器を利用 するケースも多々あります。

盗聴器は本当に仕掛けられているのか?

盗聴器発見調査の仕事を手がけて約十数年になります。年間約60件ほどの調査を行ってきましたが、実際に盗聴器が出てきたケースは、100件のうち1件あるかないか・・です。

意外に思われるかもしれませんが、情報が漏れている(隣室の住人、職場の同僚、同業者、元彼等)のは、盗聴器が原因だと確信して調査依頼をしてくる方、 失礼な言い方かもしれませんが「被害妄想系」が非常に多いのが事実です。

TVなどで頻繁に盗聴の特集が組まれその番組の影響なのか、情報漏洩=盗聴器という図式が成り立っているようです。

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