
盗聴専用機器で盗聴器を見つける方法
盗聴器調査の専用機器
広域帯受信機で探す方法については、前の記事で触れましたがこの受信機は盗聴発見専用機ではないため、初心者には操作しにくいという欠点がありますが、この機器は、盗聴器発見に特化し操作性が簡単でしかも高性能なのでプロ(調査業者)も使用している盗聴器発見専用機器です。
ここでは、盗聴発見器:バグチェイサーEXをご紹介します。
バグチェイサーEXは、電波探知機能モードと識別音の戻りを利用して盗聴器の存在を判別するモードを備えた、デュアル方式の盗聴発見機です。
ディテクトモードとスキャンモード搭載
ディテクト(電波探知)モード
室内に存在する盗聴電波の発信源を探し出す機能です。信号強度表示LEOの点灯数とスピーカーが発する警告音の変化から電波の飛来する方向を特定。
感度調整しながら発信源までの距離を狭めていきます。
スキャンモード
電波(盗聴波、公共放送電波、鉄道等の無線電波など)を受信すると本体から発信源に識別音を発信します。発信源から帰ってきた識別音を含む電波を割り出すことで、盗聴器の有無を判別します。
スキャンモードで盗聴波を捉えると自動的に音声モードに切り替わり、バグチェイサーEXのスピーカーから盗聴器が拾った音声を聞くことが出来ます。音声モード中にバグチェイサーEXと盗聴器の距離が近いとハウリング(※)が発生します。これを利用して、盗聴器までの距離を縮めることが出来ます。
※ハウリングとはスピーカーから出た音をマイクが拾い、それをまたスピーカーが再生するということを繰り返し、大きな音(キーンやホワァ~ンといった音)が連続して発生する現象のことです。
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