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 コードレス電話は、簡単に傍受できる

アナログコードレス電話の危険性は、誰もが聞いたことがあると思いますが、現実には、多くの会社や一般家庭でアナログコードレス電話が使われています。アナログなのでラジオのような受信機があれば コードレス電話に使われている周波数に合わせれと、ラジオを聴くような感覚で電話でのやり取りを聞くことが出来ます。

データーは少し古いですが、ご参考に次のアンケートをご覧下さい。

コードレス電話の傍受(盗聴)についての意識調査

【総務省郵政事業庁より引用】

1.アナログ方式のコードレス電話が盗聴される可能性があることについての認知度
「知っていた」
→→→→→64.0%
「知らなかった」
→→→→→35.3%
2.アナログ方式のコードレス電話が盗聴されることに対する危惧
「いつも気にかかる(と思う)」
→→→→→→8.1%
「時々、気にすることもある(と思う)」
→→→→→44.8%
「気にすることはない(と思う)」
→→→→→44.3%
3.アナログ方式のコードレス電話の盗聴についての経験(複数回答)
「新聞、雑誌、TV等で、盗聴の報道を見たり、聞いたりした事がある」
→→→→→74.4%
「他人が盗聴をするのを見たり、聞いたりしたことがある」
→→→→→→7.7%
「知り合い等から、盗聴された経験があることを聞いたことがある」
→→→→→→5.1%
「盗聴された(と思われる)経験がある」→→→→→→1.4% 「盗聴について見たり、聞いたりしたことはない」→→14.7%
4.アナログ方式のコードレス電話の盗聴に対する意識
「許されないことだと思う」
→→→→→→→74.1%
「好ましくないことだと思う」
→→→→→→→22.7%
「別に悪いことだとは思わない」 
→→→→→0.3%
5.アナログ方式のコードレス電話の盗聴に必要な対策(複数回答)
「盗聴できないような技術的な対策が必要」→→→→→79.0% 「コードレス電話を利用しない等個人での対策が必要」→51.6% 「盗聴を規制する等の制度的な対策が必要」→→→→→48.6%

アンケート結果でお分かりのように、多くの方がコードレス電話の傍受(盗聴)に対する情報を持っていたり、何らかの具体的な対策は必要だと感じてはいますが、 所詮、他人事としか捉えていないので未だにアナログ方式のコードレス電話を使い続けているのが実態といえます。

コードレス電話傍受の例

実際にコードレス電話を傍受した時の事例です。(詳細は省きます)

事例1<結婚斡旋業者かと思われる>

会社:「はい、○○○センターです」
客 :「資料を送ってもらいたい」
会社:「弊社を何で知りましたか?」
客 :「○○広告を見て・・・」
会社:「早速資料をお送りしますので、住所・氏名・電話番号をお願いします」
客 :「○○市○○区・・町・・番地 △△マンション○号室です。電話は、○○○-○○○○」 
会社:「分りました。よろしければ生年月日もお願いします」
客 :「19○○年××月××日」
会社:「ありがとうございます。本日お送りします」

事例2<旅行代理店>

会社:「○○トラベルです。」
客 :「東京行きの航空券を予約したいのですが」
会社:「ご搭乗日を教えてください」
客 :「行きは○月○日で帰りは○月○日」
会社:「何名様ですか?」
客 :「3名です」
会社:「ご搭乗される方のお名前と年齢をお願いします」
客 :「○○○ ×才、○○○ ×才、○○○ ×才」
会社:「繰り返しますのでご確認ください。・・・・・お間違えございませんか?」
客 :「はい、大丈夫です」

もし、この内容を悪意を持った第三者が聞いていたら・・・

事例1では、声から女性であること。住所・氏名・電話番号がわかり、マンションの部屋番号まで分ります。さらに資料請求から○○才の独身であることが判明します。

事例2では、家族全員が○月○日~○月○日まである都市に3日間行くということが分ります。つまり3日間家を空けるということ。

独身女性なら、ストーカー、性犯罪等に巻き込まれる可能性もありますし、家が留守だと分れば、空き巣に狙われることもあります。 犯罪者は、このように情報を事前に入手して犯行に及びます。情報の管理は しっかりやらないといつ被害者になるかもしれません。

もうひとつの大きな問題

この2つの事例は、会社(店舗)でも家庭で使うような アナログ方式のコードレス電話を使用していることです。 顧客がコードレス電話を使わなくても、相手の会社がアナログ方式のコードレス電話を使っていれば、双方の会話はこのように筒抜けになります。 コードレス電話を傍受することで、個人情報が簡単に入手でき、犯罪などに悪用されるケースもあるのです。

傍受(盗聴)マニアにとって、手軽でしかも十分に好奇心を満たすものが、このコードレス電話の傍受なのです。 コードレス電話の仕組みは、親機と子機が電波によって通話が出来ます。 トランシーバーと同じように、無線式の送受信機なのです。

コードレス電話のほとんどが、小電力タイプ(出力10mW)で家の中は もちろん、家の外まで電波が飛びます。 一度子機を通話状態にして家の外へ出てみましょう。 どれくらいの距離 まで通話が可能なのか試してみてください。小電力タイプといっても、意外に遠くまで飛んでいきます。 障害物がなければ、約100m位は飛ぶ事もあります。

電波を受信するには、受信機が必要となります。 広域帯レシーバー(ハンディ型・卓上型)には、コードレス電話が発する周波数を聞くことが出来るように設定されています。 この周波数のモードに切替えるだけで、誰もが簡単にコードレス電話を傍受することが可能となります。

◆対策はあるのですか?

・親機から話す
~子機は使用せず親機を使う。親機からだと傍受されることはありません。しかし、子機は便利なので実態は、ついつい子機を使ってしまいますよね。

 

・デジタル式コードレスホンに変える。
~機能によって1万円~3万円前後で買えるので、是非買い換えることをおススメします。

*デジタル方式のコードレスホンは、デジタル信号に変換した音声信号に対して通話毎に異なるスクランブル・パターンで暗号化するため、そのスクランブル・パターンが解読されない限り通話が傍受されることはありません。

◆でも・・・

仮にアナログからデジタルに換えたからといって盗聴はされないだろう!と思ったら危ない。電話盗聴器が仮に取り付けられていたら、 アナログ・デジタルに関係なく、盗聴されます。   あくまでも、コードレス電話から直接発信される電波を傍受できるか否かです。

◆もうひとつ・・・

コードレス電話に「秘話通話」機能がついているものがあります。受信機で聞くと「ゴモゴモ」は、聞き取れません。しかし先ほどの受信機には、このゴモゴモ「秘話通話」を解読してしまう機能付きもあります。

 
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